脊柱管狭窄症の方は、日々の痛みやしびれによって「動く事が辛い」「痛みがこの先も続くのではないか?」「不安で夜も眠れない」等の精神的ストレスを抱えている事がほとんどです。
不安から、外出を控える様になり閉じこもる生活になる事も少なくありません。
痛みやしびれによって、家の中で座りっぱなしでテレビを見たり、横になって身体を動かさない時間が長くなればなるほど、腰に負担がかかり腰椎の老化が加速してその結果、脊柱管狭窄症の症状は悪化していきます!
脊柱管狭窄症の悪化や自律神経の乱れ等を予防するには、初めに日常生活の中で痛みやしびれが起こりづらい姿勢を身につける事が大切です。
代表的なものに「膝を抱えて腰を丸める姿勢」がありますので、そこから始めるのが良いでしょう。(膝を抱えて腰を丸める姿勢の例はブログを遡っていただければ画像があります!)
次に立った時の姿勢も確認してみてください。通常は前かがみの姿勢のが楽だと思います。ですが、痛みやしびれの強弱を確認しながら背筋を伸ばす動作をゆっくりしていただけたらと思います。
常に前かがみでは、痛みやしびれは軽減しますが、腰への負担は大きくなり、改善は遅れます。ですので、立った上体で背筋を伸ばす事が難しければ、座った状態でも構いませんので、背筋を少しずつゆっくりと伸ばす動作を一日数回おこなみてください。
痛みやしびれでなかなかチャレンジ出来ないかもしれませんが、瞬間的に解決する魔法はありません。毎日コツコツこなしていく事が大切なんです。